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著書/高等学校と商業教育
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高等学校と商業教育
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著書

高等学校と商業教育

八千代出版
番場 博之(著・編集)、森脇 一郎(著・編集)、水島 啓進(著・編集)

当塾の塾頭が、当書籍のコラムを執筆しました。

高等学校と商業教育

コラム・実学簿記のススメ

簿記とは何か

簿記の知識を得ることは、仕事をするうえでの手段であり目的ではない。検定試験に合格することは、目標であって目的ではない。普通科の出身者から「簿記をもっと早く、就職する前に勉強したかった。」また、商業科の出身者からは「簿記を勉強したが、仕事に役立ってない。」と聞くことがある。この簿記を学ぶことに対する評価観の違いが生ずるのはなぜであろうか。それは簿記というものをどう教えられたかによる違いではないかと考える。商業科では、検定に合格することを目的に丸暗記をさせてはいないか。筆者自身も商業高校出身であるが、簿記の有用性に気づいたのは、専門学校に進学し社会人となってからである。
簿記は、企業経営において最も重要な知識であると同時に、経済社会を生きるわれわれ誰もが共通して知っておかなければならない言語である。そのことを痛感したのは、ある中小企業での勤務経験からである。筆者が営業部門の女性に福井商工会議所主催の簿記講座への参加を勧めたことがあった。彼女は3級、2級と順調に日商簿記検定に合格した。彼女から後日、「日頃上司が言っていることばが理解できるようになった。自分がしている仕事の意味もわかって仕事が面白い、会社に行くのが楽しい。」というコメントを聞いた。彼女は、簿記という言語、経済社会におけるコミュニケーションツールを手に入れたのである。
企業に勤める者にとって、日商簿記検定3級の知識は必須であるといえる。なぜならば、最低限のビジネス用語が理解できていないと業務を遂行できないし、自らの業務の意味も理解できないからである。管理職であれば、日商簿記検定2級の知識が必要となる。自部門をマネジメントするうえで、原価計算・損益分岐点の知識がなければ、部下にも経営者にも説明できないからだ。しかし、職業人育成を目的とした高等学校商業科でさえ、簿記は教えても簿記の使い方までは教えていないのではないか。それが前出の簿記を学んだことに対する評価観の違いに繋がってくると考える。

私塾での取り組み

そこで、筆者は実務家が教える簿記を広めたいという想いと、簿記の知識が普及すれば社会と企業の発展に必ず繋がるという信念で私塾を開き、現在に至っている。自宅を教室とし、週に1回3時間、受講費用(税別)は月謝制で3級1万3000円、2級1万5000円、テキスト代等は別途である。期間は6月と11月の検定試験に向けた半年間が一区切りとなる。
当塾では、「簿記とは企業経営において、最も重要な知識である。」の方針で実学を学ぶべく工夫している。そのため最初に、目指す「目標」は3級なのか2級なのか、学ぶ「目的」は何か、就職や転職なのか、人事異動や昇進さらには税理士や公認会計士等として将来活用するためなのかを明確にさせる。 続いて、美しい数字の書き方の指導を行う。数字の書き方も、経営のうえで大切な常識であるということを意識させる。実際に数字を書かせ、その後に実地棚卸の実例を示す。もし現物実査者が書いた数字を棚卸入力者が読み違えれば、決算において当期純利益に影響し税額も違ってしまう。いかに数字の書き方が大事かということだ。続いて電卓の活用の指導を行う。目標設定、数字の書き方、電卓の活用が終わり、いよいよ簿記の話に入ることになる。簿記の目的とは何か、貸借対照表や損益計算書には何が書かれているか、なぜ仕入諸掛りは仕入に含めるのか、売上総利益と粗利は同じではないことや、売上総利益から当期純利益まで、常に具体的に実務の話を示しながら学習を進める。

就職へのパスポート

筆者の私塾には、これまで中学生やフリーターなど多彩な塾生が在籍していた。
ある男性は高等学校を中退したこともあって、正規社員になれず職を転々としていたが、日商簿記2級を取得したことで高等学校卒業程度と認定され、正社員として営業職に就くことができた。もう1人はギャル風の女性である。同じく高等学校を中退しており、非正規社員として働いていた。しかし簿記の必要性を理解したことで日商簿記3級に合格、その後事務職として正社員となった。
2人とも簿記を学ばなかったら正社員として働くことは難しかったかもしれない。この2人にとっては、日商簿記検定という資格取得が就職に繋がり、簿記を学ぶことが職業教育としての役割を果たしたと考えられる。
日商簿記の資格をもつということは、ビジネスのことばで話ができるという認識を相手に与えるのではないか。実社会において、資格取得によって得た知識を使って何ができるかが大事で、検定試験合格はあくまで目標である。簿記の「使い方」を学ぶことにより自らが仕事のどの位置にいるのか、仕事の意味は何なのかを理解できると考える。それが実学簿記ということであり、当塾の目的ともなっている。

(林 一)

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